さよならトラック

おひさしトラック、


実はもう殆どの作業は終わりました。



荷台はこのように家具に使うようなオーク材のムク板（ナラね）を張り、ステンの化粧モールで抑えます。

ちなみにこの2点で8万円するらしい......

塗装も防腐剤も無いのでまったく荷物は置けない、雨にも当たれないトラックです。

画像では綺麗ですがこの後雨に少し当たり、カビってしまったとか.....

　　　　　　　


おおむね指摘のあった再塗装箇所も作業が終わり、ﾎｲｰﾙを車体より少し濃いグリーンに塗装し、

我が社での雄姿はここまででしょうか。


元受さんで最終仕上げされ、大分へ旅立つんでしょう。


こんな車で営業にこられたらきっと会話も弾むことでしょうね、新しい営業スタイルに定着すれば


我々の労と今後の明るい未来が見えるんですが。



やっとこ終わったレストアトラック、使用したパテは３～４缶、サフェーサは３缶（ほど？）


そして塗料は




１６リッター（含むシンナー）！！


通常の３倍でしょうか。



工賃も３倍？........まさかね。

なかなか仕上がりませぬ.....

さて、今日でめどが立つと思いつつな作業。


本日は何とか（強引に）形にしていただくべく、元請さんを招致いたしました。



　　　　


ど～すか？流石に車に見えてきました。

ここまで来ると普通車に比べパーツ点数の多さがよく分かります。

配置場所もよく分からないものが多かったので、雑な箇所がよく見える部分もおおく、手間なのが

よく分かりますね。




荷台も乗せる予定でしたが、不具合が見つかり、再補修へ.......と言う事で合体は来週となりました。

かなりの手間がかかった割には綺麗に仕上がらない荷台。

割り切れば「荷台」


深く考えれば「両面」見えるンだよね......

荷台物語

あと少しで終わるかなと思ってました。


いい加減他の従業員からは「まだやっとるん」


やら、「いつおわるん」

など、飽きられ始めました.......


今までは本社のでかい工場の端でやってたのであまり人目にかからない事が多かった。


五日市店で人目にさらされながらなのでしょうがないんですがね。













これぐらいかかるんですよ！普通に！！


他の仕事の合間なので(一応）







悲しくも？旧塗膜がぺりぺり剥がれたので外側だけ剥離。


黒いところの内側はフェンダーが付くので作業しません、が、固定用のビスが邪魔である.....



錆びてるところは錆転換剤にて錆の進行を防ぎます、削ると向こうがみえるもんね。




こういったカクカクしたのは意外と面倒です、フェンダーが付いたら以外と綺麗らしいですが


外側の高い部分を叩くと内側に飛び出すでしょう、当然。


なので正直な作業はできず、パテシエにてごまかし整形(高度なのだ）。




内側の処理をしてたら....








めくれてきたぞ！！（やつぱり）





まだ不幸は続きそうである。

忘れてないぜBABY

ちまちま作業が続いたので更新ネタ待ちだったんですけド～。



ハンドルポストやったり～


ボンネット裏やったり～


ラジバンダりバンパーやったり。


そんな事やってたら



おかえり～～




   　　




詰めの作業ですが、いそがしくなりそうなんだナ～.


 

２５＆２６、霧多き週

いい加減こんだけレポートが続くとたいぎいです.........



とは言え、サボってたわけでなくアップする内容が溜まるのを待つ日々なのです。



この間、わが社の代表が、この車のボンネットの仕上がりを見て言いました。


その時は、塗装部署のミーティングで４人の塗装専門員とハイブリット（バイセクシャル？）な何でも屋の私が何故か同席な集まり。

「綺麗な仕事しとるじゃんか」


ありがたい話ですが手間（時間）＝moneyでは無いので...........


「てんぐになるけえ言いたくは無かったが」




...........いや、ならんだろう。






追加作業です、エンジン上部のカバーと思われます。

現在、粉帯塗料なるしぼ模様仕上げをテカらせと。

４００番で研ぎますが硬い......

ダブルコート（手間２倍）でテカ！

乾燥後、てっぺんを刃物でそぎ落とし
完成。


これはヘッドライト後ろの台座。


　　　

バンパーとエンジンルームパーツも塗装。


ぼつこぼつこバンパーも相当化粧直しですぜぃ。


さて残すところも塗装パーツは両手で数えられるくらいでしょう。


なんだかんだで時間計算の決まらん作業です。

24.........テカりんピック

磨く。


車両塗装では塗り肌の調整。


ゴミの除去。


艶出し。


でありますが、こう言った全塗装、レストア、１部の高級車にある



鏡面


綺麗の象徴だがいかんせん手間である。


レクサスシリーズは新車ライン工程でオバちゃんが鏡面加工の一端を担ってる。


機会があれば塗装面の映りこみをみてね、他の車とは違い３倍の塗膜厚さです。


　　　　

手前部分は完成、正面から右は今からですが画像部の天窓が移ってる部分だけで１時間はかかります。




向かって右が済。わかりますかしらん？


今は完全な鏡面ではありませんが、突き詰めると通常塗装の３倍以上の工程を

必要としますので、仕上がりは予算に準じますよね........


左半分だけパキパキ鏡面にしてみちゃおうと思いますので


次回の記事をお楽しみに～

２３日目は１時間

最近本業？が忙しい。


なので、毎日ちょっとずつ作業してます。





ボンネットの磨きです、ここまで綺麗になったのでペーパーをあてて、

やや鏡面に。


８００番で粗とぎ、１５００番で仕上げ、ポリッシング。


コンパウンドは細目を２種類、極細目を１種類で仕上げ。





こういうＲの複合体で面出しが良いと独特の３D感が.......

面積の多い磨きはこうやって小出しに磨く方が

手抜きが減ると思います、下手していっぺんに磨くと１日位平気にかかります。

１日１時間の作業でボンネットなら３～４時間？かしら。


まあしかし、こうやって手を掛けたのが県外に出るのは悲しい気がしますけどね。

２２日、自分との戦いのダブルコート

広島でも春一番。


今期、完全な路面凍結は無いですね、去年も無かったような......



今年は中古でスタッドレスを買ったのが馬鹿らしいですな。



そんな陽気がついつい塗装意欲をかきたてます。





キャビンが去り、2週間以上も暫定放置プレイが決まったフロンとフェンダ。


磨いて完成だが、この宙吊り不安定状態では磨きたくないです。


他の塗装が一段落したのでもあるし、気温が高く水に触れる事の躊躇いも去り、


ボンネット同様ダブルコートクリヤを敢行。


この工程は、予算に応じて選びますが。


実際の効能はまず、見た目の深みが出ます。

1回のクリヤー層だと工程の途中でベースカラー塗装が混在する為

通常の作業時間では必ず艶引けが起こり磨きに時間を有します。

そして、1回目のクリヤーを研ぎだす事により、深みプラスのレベリング

映り込みの綺麗さが格段にＵＰ。


クリヤー本来の性能がモロに出る工程です。




800番ペーパーで水砥ぎして、1500番で仕上げ、簡単に言ってますが

フェンダー1枚当たり1時間はかかるのです。

単純に時間工賃で言うと、水砥ぎだけで6500円の請求が出ちゃいます。

通常めにゅうの計算だと、色はぎパテ成形＆塗装で安く見積もり


５０，０００円

なら御の字ですが.......




自己満足。





ついでに、フロントバンパー、ラジエターアッパーの完成。


バンパーはかなり綺麗になっちゃいました、元が酷いからか？