この間、V-HONEYに、機材紹介のコンテンツの為の楽器の詳細をレポートしてくださいと頼まれ、提出した内容が貧相だと指摘を貰いました.....
なので他人と貧相さを比べられる前に自分で書いちゃえ~って乗りでレポートしましょう。
私のギター人生で一番長い時間を共にした相棒です。
ナビゲーター、レス ポール500、略してNLP500と言います。
解説しますと、ナビゲーター(ESPのハンドメイドハイクオリィティーブランド)と言う、要するにスペシャルコピーモデルブランド....
です。(悪く取らないで...)
モデルとしては、王道LP59’スタンダード(1000本くらいの製造で現在価格600万から3000万!)のレプリカモデルです、特徴としましては、専門用語ですが、ネックをフロントPUまで深くはめ込むディープジョイント、かなり太いネックが特徴ですね。
材質としましては、ナビゲーターのこだわりとして、かなり高く、貴重な材をふんだんに使うので定価は高いですよ。
こちらのモデルだとNLP500の数字は定価の金額帯なのでこんなぼろに見えますが50万するのです。
...材でしたね、まず、ボディ、ネックがホンジュラスマホガニー、こいつにはナックのマホが、木目出てます!(珍しい!)
.....まあ、クラックも相当ですが....
んで、ボディトップが、バリトラハードメイプル!、この年代はメイプル層が厚くてブリッジのマウントの関係上、ハリのあるサウンドが特徴です。
この虎模様の激しさで10万以上金額も変わりますから驚きですかね?
そして、トップのフィニッシュが極薄ラッカーなので、現在ウェザーチェックビシバシ状態です。(個人的にコレが大好き)
ボディバックはクリヤーハゲハゲ、ペグはシュパーゼルのロックですが大胆にもといちズラしで強制固定.....
PUのメッキはハゲハゲ、ちなみにディマジオのビンテージ59だったかな?、新しいモデルから、現行はダンカンなので、90年代前半モデルか?
サーキット関係はCTSポッド、国産オイルコンデンサ、この辺はいい音するのでオリジナルです。
そして最大の驚きが、レスポールモデル(メイプルトップ、マホガニーバック)なのに、
3キロ前半!と言う脅威の軽さです!。
うんちくですが、よほど高価な木材を使わないと重くなるのがレスポールモデル、故に個体差が激しいと言われます。
なのでメイプル&マホではこの辺りの重さが値打ちと音質をきめると言われ、ギブソンC/Sでは軽いモデルほど高価です。
.....じゃあ何故ギブソンC/Sにしないの?
その辺が国産C/Sブランド、ナビゲーターのいいところな、日本人向けしっくり感なのです。
あまり知られていませんブランドですが、上記を知った方が購入する訳で、買ってみてやっぱりいらね~やと言うユーザーがいなく、ネットで中古が少ない上、高価な取引が続く現状です。
なんだかんだで
ギブソンよりいい音するんですよ~。
何故かって?
それは次回、他のギャラリーにて.....
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